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水野真実さん

電子物理科学科 1年

(2022年当時)

出身高校:和歌山県立桐蔭高等学校


高校時代の得意科目:物理・体育


阪大(基礎工)を意識し始めた時期:高3の春

基礎工学部は研究の幅が広く、自分のやりたいことを見つけやすい

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「電子物理科学科」を選んでどうでしたか?
「電子物理科学科」を選んでどうでしたか?

Interview

水野真実さんポートレート
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理論と実用を融合させた学びを楽しみたいと基礎工学部へ

大阪大学に入学して感じたことは?

入学前は、大阪大学の学生はみんな勉強ばかりしているのでは?というイメージがありました。実際には、スポーツやサークル、ボランティアなど勉強以外にもいろいろなことに熱中したり頑張ったりしていて、そういう姿に刺激をもらえます。私自身は、何か新しいことをしたいと女子ハンドボール部に入部しました。高校まで15年間ずっと水泳をしてきたのですが、入学を機に新しいスポーツに挑戦してみようと思ったのです。練習は週に3日ほど。阪大女子ハンドボール部は、国公立大学の中ではそこそこ強いんですよ。練習後は仲間と食事に行ったりしています。

なぜ基礎工学部を選んだのですか?

大阪大学を目指そうと思ったのは、企業との連携プロジェクトを行っていたり、研究室の設備が充実している点にひかれたためです。でも、最初は理学部、工学部、基礎工学部の違いがよくわからず、迷っていました。自分なりに調べたところ、理学部は理論的なことを、工学部は実用的なことを学べて、その両方を融合させたのが基礎工学部だと認識して融合系の方が自分の好きな物理学を楽しめると感じたので基礎工学部に決めました。

豊中キャンパス風景

3年次からのコースは決めましたか?

電子物理科学科には物性物理科学コースとエレクトロニクスコースがありますが、今のところは漠然と物性物理科学コースかなと思っています。電子物理科学序説という授業でいろいろな研究室を見学させてもらったり、先生のお話を聞かせてもらったりしていて、その中で「楽しそう!」と興味を持ったのが超伝導物質の物性測定だったのです。まだ研究室を回っている途中なので、これからよく考えて決めます。

将来は物理の面白さを伝えられる教師か、企業の研究者か

水野真実さんポートレート
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学生生活に不安はありましたか?

大学に入って、はじめて一人暮らしをすることになりましたが、不安より楽しみに思う気持ちの方が強かったです。母に「早くお風呂に入りなさい」などと言われないで済むのはいいですね(笑)。自分のペースで生活できるのはラクです。ただ、私は人と話すのが好きなので、大学での出来事を家に帰って誰にも話せないのはストレスになることも・・・。そんなときの解消法は、ちゃんとあります。今住んでいるのは、大阪大学の女子学生だけが入居できるマンション。ラウンジに行けば誰かがいるので、みんなと話して過ごしています。

将来の夢を教えてください。

今、私には2つの夢があります。一つは教師になること。小学校1年生のころからずっと教師になりたいと思っていましたし、電子物理に興味を持ったのも高校の先生の影響なのです。私も、生徒たちに物理の面白さを伝えられる教師になりたいと思っています。

もう一つの夢は、企業で自分の研究を続けること。大学に入ってから芽生えた夢ですが、大学院に進み、企業に就職して研究を続けるのも楽しそうと考えるようになりました。一つのことに熱中するのが好きなので自分に合っていると思っています。

水野真実さんポートレート

高校生に向けてメッセージをお願いします。

基礎工学部は研究の幅が広いので、入学前にやりたいことが決まっていなくても、入学してからでも見つけやすいと思います。

また、今、受験勉強で頭がいっぱいになるのは仕方がないと思いますが、受験はあくまでも通過点です。合格がゴールと考えるのではなくて、その先のことを考えてみるのもよいかもしれませんね。例えば、興味のある研究室を調べてみたり、入学後の自分を想像したり。私はそうやってモチベーションを高めていました。

水野真実さんポートレート
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Person

「当たり前」を「新しい当たり前」に

松本碧さん

大学院基礎工学研究科 博士前期課程 2年(電子物理科学科 物性物理科学コース卒業)

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イノベーションを起こせる研究者を目指して

山田敦也さん

大学院基礎工学研究科 博士後期課程 1年(電子物理科学科 エレクトロニクスコース卒業)

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